出典:https://web.archive.org/web/20221225131137/https://kuis.libguides.com/kaikei19
企業をはじめさまざまな組織では、毎日お金の動きが発生します。
それを毎回記録を録っています。
その記録方法が「簿記」といわれるもので、古代メソポタミアからあったと言われています。※1
お金の記録といわれて思い浮かべるのが、お小遣い帳だと思います。
アルバイトの給料が入った時やお金を使った時に記録します。どこから入ったか、何に使ったかも記録しますね。例えば以下の通りです。
例:7月のお小遣い帳 (表1)
| 日付 | 項目 | 金額 | 入出金 |
|---|---|---|---|
| 7/10 | シャープペン | 220円 | 出 -① |
| 7/11 | 本 | 480円 | 出 -② |
| 7/13 | 交通費 | 1,000円 | 出 -③ |
| 7/15 | バイト代 | 30,000円 | 入 -④ |
| 7/25 | スマホ代 | 1,980円 | 出 -⑤ |
| 7/25 | お母さんから借りた | 10,000円 | 入 -⑥ |
このように、お金の出入りだけ記録する方法を「単式簿記」といいます。簡単で明解なのが特徴です。
しかし、④と⑥を見てください。お金は入ってはいますが、入り方が違います。入り方の違いも金額を入れて記録すると、以下(表2)のようになります。
(表2)
| 借方 | 貸方 |
|---|---|
| ④ 現 金 30,000円 | 給 料 30,000円 |
| ⑥ 現 金 10,000円 | 借入金 10,000円 |
④も⑥もお金が入ってきたことは同じですが、④は給料で、⑥はお母さんからの借金ということが、数字とともに記録されています。
このように、お金の出入りとその原因の2つの側面で記録する方法を、「複式簿記」といいます。
その歴史は中世イタリアにさかのぼり、現在企業における会計は複式簿記で記録されています。
複式簿記は2列のカラムに記録していきますが、向かって左側を「借方(かりかた)」、右側を「貸方(かしかた)」といいます。借りる、貸すという漢字が使われているので混乱を招くのですが、これらに貸し借りの意味はなく、ただ表の左・右という意味で使われています。