最後に、予算作成でよくある間違いを確認しておきます。
- 前年度の丸写し
まず多いのは、前年の数字をそのまま写してしまうことです。前年と同じ活動をするとは限らないため、毎年きちんと実情に合わせて考える必要があります。
- 収入を多く見積もる
次に、収入を多く見積もりすぎることがあります。
特に会費や参加費は、予定人数どおりに集まらない可能性もあるため、慎重に見積もることが大切です。
反対に、必要な支出を少なく見積もりすぎると、年度途中で苦しくなります。
- 勘定科目の設定の不一致
また、勘定科目の入れ方が不統一であることもよくあるミスです。
同じような支出が別々の科目に入っていると、予算全体が見づらくなり、決算時にも困ります。
- とりあえず出す
さらに、「よく分からないけれど、とりあえず書いて出す」という進め方は避けましょう。
予算は、団体のお金の使い方に関わる大切な計画です。分からないことがある場合には、そのままにせず、早めに確認することが大切です。
- 何でも運営費として計上する
運営費は雑費です。雑費計上をしてしまうと、実際に何に使っているか分からなくなります。
- 合宿費と交通費を運営費で計上する
これらは2023年度より補助金対象から外れていました。改めて2026年度より、合宿の費用は「合宿費」として計上します。また、交通費はそのままの勘定科目を使いますが、補助金対象総額の計算には加算しません。これにより、分母が小さくなった結果70%の上限を超える可能性が出てきますので、お気をつけください。
予算作成は、一人で悩みながら進めるものではなく、必要な確認をしながら進めるものです。困ったときは、前年度の資料を見る、団体内の引継ぎを確認する、会計担当や顧問に相談する、担当部署に確認するなど、必ず相談先を活用してください。